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給与でも制度でもない
人が辞めない会社の本当の理由

「なぜ、あの会社は人が辞めないんでしょうか?」

これは、私が顧問先の社長からよくいただく質問の一つです。
給与が高いからでしょうか。福利厚生が充実しているからでしょうか。

もちろん条件は大切です。
しかし実は、それだけでは人は定着しません。

特に中小企業では
「条件を整えているのに人が来ない」
「採用できても、すぐに辞めてしまう」
そんな悩みを抱えている経営者の方が非常に多いのが現実です。

多くの会社がやってしまう採用の失敗

悩む人事担当

採用の場面で、多くの中小企業が
大企業と同じ土俵で戦おうとしてしまうことがあります。

・この仕事はいくら
・給与はいくら
・休日は何日
・福利厚生はこれだけあります

これらは確かに重要です。
しかし、これは「就職」の論理です。

大企業であれば
「この職種がやりたい」「この業界で働きたい」
という理由で人は集まります。

一方で中小企業では、状況は大きく異なります。

中小企業の採用は「就職」ではなく「就社」

採用面接

中小企業では入社時と違う仕事を任されることもあります。
時代の変化によって去年まであった仕事が今年はなくなることもあります。

つまり求職者は「この仕事をしたい」よりも
「この会社で働きたいか」「この社長と一緒にやりたいか」を見ているのです。

これが「就社」という考え方です。

職ではなく会社そのもの、
社長そのものに惹かれて人は応募します。

人は「社長」を見て応募ボタンを押している

会社イメージ

では、どうすればいいのでしょうか。

答えはとてもシンプルです。

・うちの会社は何のためにあるのか
・うちの社長はどんな人なのか
・どんな仲間と、どんな仕事をしていきたいのか

これをきちんと伝えることです。

私たちが採用支援で必ず最初にお聞きするのは
「この会社は何のために立ち上げましたか?」
というミッションやビジョンです。

そして「どんな人と一緒に働きたいですか?」
という点を必ず確認します。

人が辞めない理由は、入り口にある

採用面接イメージ

「なぜあの会社は人が辞めないのか」

その答えは入り口でしっかり伝えているからです。

「うちはこういう会社です」
「うちでは、こんなことが起こるかもしれません」
「それでも目指している未来はここです」

これが明確だからこそ納得して入社しているのです。

中小企業では社員は社長のファンであっていい。
むしろ、ファンであってほしい。

「素晴らしい社長だからついていきたい」
「しょうがないな、この社長。でも支えたい」

どちらでも構いません。

社長の魅力がはっきりしている会社ほど人は辞めません。

まとめ:辞めない会社は、選ばれる会社

笑顔の社長

労働条件や制度は大切です。
しかし、人が辞めない本当の理由は

その社長が好き
その会社が好き
ここで一緒に仕事がしたい

この気持ちにあります。

人が辞めない会社は偶然そうなっているわけではありません。
最初からしっかり選び、しっかり伝えている。

それが人が定着する会社の共通点なのです。

   

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